こんにちは。
インテリアコーディネーターのゆうです
今回はインテリアコーディネーター2次試験の難易度についてです
✔ 2次試験の本当の難易度がわかります
✔ 一発合格するためにやるべき事がわかります
※この記事は3分で読めます。読み終わった頃には、あなたもインテリアコーディネーター2次試験の本当の難しさがわかると思います。
インテリアコーディネーター2次試験は簡単??
2次試験の概要と合格率
2次試験の「概要と合格率」について、簡単にまとめました。
- 試験日 : 12月の第1日曜日
- 受験資格: 過去3年以内に1次試験に合格している事
- 試験科目: プレゼンテーションと論文
- 試験時間: 180分
- 合格率 : 58.0% (2020年度の2次試験)
合格率は「58.0%」と、2人に1は合格できる計算になります
2次試験の合格基準
続いて、「合格の基準」についてです。
プレゼンテーションの合格基準について、インテリア産業協会HPには以下のような事が書いてあります
<プレゼンテーション>
インテリアの基礎知識をもとに、住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリア計画を行い、図面作成や着彩により必要な情報を分かりやすく表現し、伝達できる能力を有していること。
(出典:公益社団法人インテリア産業協会HPより)
これを読んでもよくわかりませんが、
いろいろな参考書や本に書いてある事をまとめると・・・
- 時間内に課題を完成させること
- 課題の要求を満たしていること
- 見やすく分かりやすい図面になっていること
って当たり前の事が書いてあります
じゃあ、フツウにやれば合格できそうじゃん
(平面図は仕事で普段描いてるし♪)
って思ってました
続いて、論文についての合格基準です
<論文>
住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、インテリアコーディネーターとして、これを理解し、判断した上で、的確な解答を文章で明瞭に表現できる能力を有していること
(出典:公益社団法人インテリア産業協会HPより)
これも良く分からないけど、
いろいろな参考書や本に書いてある事をまとめると・・・
- 問題に対して、的確に答える
- 文字数を守って論文を完成させる
と、これも当たり前の事が書いてあり
特に、「論文はそれだけで不合格になる事はないから、心配する必要はない」
って、どの参考書にも書いてあります
でもそんな感じで油断してると、必ず痛い目にあいます
実はとても難しい試験なんです。
【2次試験】一発合格が難しい3つの理由
練習するべき図面の種類が多い
2次試験は、プレゼンテーションと論文ですが、
メインとなるのはプレゼンテーションです
プレゼンテーションで要求される図面は、
- 平面図(照明計画含む)
- 立面・断面図
- パース
- アイソメ図
- 仕上げ表
- 家具図
と大きく分けて6種類あり、その年によってどれが出るかわかりません
僕は、普段の仕事で「平面図」は見慣れているので大丈夫でしたが、
パースやアイソメ図を勉強し始めた時は、本気でヤバイと思いました
やってみたら全然描けないし、時間かかるし・・・
「これと論文を合わせて180分でやるなんか絶対ムリでしょ~!!!」
って、不安になりました
初心者には、かなり難易度が高いです
ちなみに平面図はこんな感じのもの ↓
アイソメ図はこんな感じのもの ↓
パースはこんな感じのもの ↓
1次試験~2次試験までの時間が少ない
1次試験が10月上旬で、2次試験は12月上旬にあります
その期間は約2か月
ちなみに1次試験の合発表は11月20日前後です
合格したかどうかを待ってから勉強をしてしまうと、
2次試験まで2週間くらいしかありません
どちらにしても、
とにかく時間がないのです!!!
ちなみに2次試験は、持ち込んでいいものが決まっています
以下のようなグッズを使ってプレゼンテーションを作成していきます
-
持ち込める筆記・製図用具
-
・鉛筆またはシャープペンシル・色鉛筆(18色以内。色の選択は自由)・プラスチック製の消しゴム・字消し板・直定規(30㎝以内)・三角スケール・三角定規・勾配定規・コンパス・ヘキサスケール・型板(テンプレート)の円定規だけのもの・製図用ブラシ
・ミニ鉛筆削り
-
初めてだと、何をどこで買ったらいいかわからず、
ウダウダしてると、あっという間に2~3週間経ってしまいます
僕がそうでした・・・。
2次試験は強者ぞろい
全員が合格率30%の1次試験を突破してきている
1次試験の合格率は毎年、約30%前後です
1次試験は、「受験資格」も特にないので、誰でも受ける事ができます
知識がない人、やる気がない人、勉強してない人
など、受かる気はしないけど、とりあえず受けてる人
も結構います。
ただ、2次試験は違います
1次試験を勝ち抜いて、しっかりと勉強してきた人達が集まっています
いわば「強者ぞろい」なのです
3人に1人が1次試験免除者
以下の表は、インンテリア産業協会HPから抜粋した、
2020年度(第38回)の「受験者数」が書かれた表です
-
受験者数 4,161名(内:1次試験免除者1,576名) 二次合格者数 2,045名 二次合格率 58.0% 1次試験免除者が受験者数の1/3以上を占める事がわかります
1次試験免除者というのは、過去3年以内に1次試験に合格して、
1年以上しっかり準備をして、この2次試験にのぞんでくる「強者たち」です
1.5か月の勉強期間で、一発合格を目指す僕たちは、
1年以上かけて準備万端にしてきたこの「強者たち」に勝たないといけないのです!!
【2次試験】一発合格するためにやるべき事は??
- 2か月という時間をとにかく有効に使う
- とにかく練習しまくって描くスピードをあげる
1次試験から2次試験の期間は2か月しかありません
一発合格を目指す場合は、1日1日が超貴重です!!
僕は、2次試験に必要な「持ち込める筆記・製図用具」を準備するのに、
何だかんだ2週間かかってしまいました・・・。
皆さんは、そんな事がないように、グッズを早く用意してくださね
2次試験のおすすめグッズは、下の記事で紹介しています
また、プレゼンテーションと論文は180分で完成させないと合格できません
初心者だと、びっくりするくらい時間がかかります
とにかく、毎日毎日繰り返し図面を書き続けて、
スピードと精度をあげていきましょう!!!
努力は裏切りません
自分を信じてコツコツがんばりましょう
最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆
再チャレンジの人はこちらもどうぞ。